病棟看護師を目指す人の勘違い

看護師としての働き方として一番最初に思い浮かぶのが「病棟看護師」。
そこで今回は、そんな病棟看護師になりたいという方にありがちな勘違いについてお話したいと思います。

まず一番多いのが、「病棟勤務なら患者とゆっくり向き合えそう」というイメージを持つ勘違い。
確かに、患者とじっくりと向き合う事が出来る職場には間違いありませんが、中には寝たきりや意識のない患者も。
「患者といっぱいお話して仲良くなろう」という甘いイメージだけで入職してしまい、
患者が反応してくれないなどといった事に対しギャップを感じてしまう事もしばしばあるのだとか。
そういった患者の場合は、日々看護をしていく中で、「今日はちょっと反応してくれた」とか「笑ってくれた」など小さな変化がある事も。
大きな楽しみはないかもしれませんが、小さな奇跡が沢山集まり日々のやりがいは一塩だといえるのではないでしょうか?

2番目に多いのが、出来ないのでは?というもの。
確かに、集中治療室や救命病棟に比べればこれといったスキルアップは出来ないといえるかもしれません。
しかし、だからといって勉強が必要無いというわけではもちろんありません。
先述したとおり、看護師は患者の微々たる変化を見逃してはいけないし、何か有事に当たった際など急変対応の技術や知識はもちろん必要。
日々勉強といっても過言ではないのです。

日々の業務が比較的穏やかなので、残業が少ない分を活用して、資格取得やスキルアップを目指す!といった人も多いといいます。
夏休みの宿題と一緒で怠けていてはいけないといえそうですね。
さて、だからといってのんびりしているわけではありません。
確かにバタバタ感は少ないかもしれませんが、急変や急患はいつ遭ってもおかしくない事。
一日たりとも気が置けません。 また、寝たきりや身体麻痺などによる不自由によって全介助の患者がいれば、
オムツ交換はもちろん、定期的な体位変換、食事の補助やお風呂のお手伝いと業務は多岐に渡ります。
しかも、これは基本業務のほんの一部。毎日の業務の中では様々な事務業務や患者とのふれあいがあります。

大変な事もあれば楽しい事ももちろんあります。
この点を踏まえた上で、病棟看護師を目指していただきたいと思います。
患者一人一人と付き合う時間はかけがえのないもの。そう思えば、こういった勘違いもきっとなくなりますよ。