外来での勤務指南!

病棟の勤務の他に、外せない病院の勤務に外来対応の勤務があります。
重篤な患者さんが少ない、夜勤がない、シフトがなくて楽と病棟勤務に比べ一段下に見られがちな外来勤務ですが、
ここでも身につけられるスキルがあります。

不特定多数の患者さんと接するので、できるだけ、その顔と症状の把握が必要になってきます。
特に循環器など慢性疾患を抱えて定期的に外来に訪れるような患者さんは看護師の顔を覚えていますから、
こちらからも覚えておく必要があります。

慢性患者さんは年齢的に高い人が多いので、話をゆっくり聞く、わかりにくい言葉を使わない等の配慮も必要になってきます。
コミュニケーション能力は大変必要な力となります。
また、検査書の作成や整理、カルテの取り扱いなど事務処理が患者さんごとに大変多くなりますから事務能力も養われます。
これはもし病院勤務以外の職業に転職した時にも役に立つスキルですね。

シフト勤務でなかったり、夜勤がないというのは一見、楽なスキルのいらない仕事のように見えますが、
担当患者数が決まっている病棟に比べ、逆に毎日どのくらいの患者さんが来院するかわからない状態で、
時間内に診療を進めるためにどうするか、というタイムマネージメント能力も必要となってきます。
つまりは素早い判断力と、適確な状況把握力が必要が必要になってくるのです。常に先を見て動くということも重要です。
コミュニケーション能力に関しても病棟勤務に劣ることは許されません。

外来では患者さんや付き添いの家族から、通りすがりに話しかけられたり、質問されたり、頼まれたりすることが多いです。
その中には無理難題といっていいことも少なくありません。
その時に、どう対応するかというスキルです。
通常、他の業務をしている際に、このようなことは発生しますので、どう話して納得してもらうか、
また、どう切り上げるかということは必要な技ともいえます。
雑談を持ちかけてくる人もいるわけですから、いかに不快感を与えず「いなす」か、ということですね。
ある意味、マニュアルを無視してでもそういうことができる人が外来勤務に向いていると言えるでしょう。

同様に、ひとつの質問に関しいくつもの答えを用意することができることも必要になります。
一筋縄で行かない質問をされた場合にどう対応したらいいかということです。

外来看護しというのは患者さんに対しても他のスタッフに対しても積極的に自分から関わっていき、
質問しやすい雰囲気を持ち、連携を保つ必要があるのです。